【漫画感想】はじめちゃんが一番!15巻(完結)

はじめちゃんが一番!15

別冊少女コミックで連載された漫画です。この最終巻は1995年発売。久しぶりに読み返したら、一気に最終巻まで読んでしまいました。何度読んでも面白い。(^^)でも、読み返すたびに印象が少し変わります。

 

簡単な説明

主人公のはじめちゃんには、五つ子の弟がいます。その弟たちはアイドル。はじめちゃんは学業の傍ら、弟たちの付き人をして苦労もいっぱいしてるのですがその立場を利用(!?)して大好きなアイドルグループWEの和田さんに近づき、いろいろあってWEとも仲良くなっていました。

この説明だと、はじめちゃんが悪い子みたいだな。(^^;)でも、現代だったら敵が多そうな設定だと思います。たぶんSNSではじめちゃんすごく叩かれそうだし・・・。あの頃だから連載出来た作品かも。

私はジャニーズのことはよくわからず、あまり興味を持ってなかったのですが「アイドルとはどういうものか?」を考えるきっかけになった漫画です。アイドル好きじゃなくても楽しめるんじゃないかな。ちなみに、私は江藤さんが好きです。(^^*)こういうヒーローを描けるのが、渡辺先生の魅力の1つだと思います。

以下、ネタバレあるので注意!

 

感想

バックコーラスしか出来ない

これはアイドルに限った話じゃないなと思いました。江藤さんは瑞希さんがいるからアイドルをやってる。だからバックコーラスのようなポジションに甘んじている。もっと出来る才能があるのに。これ、他の仕事や学校なんかでも似たようなことありますよね。出来る=やる、とは限らない。出来るけど、誰かの後ろのほうが落ち着くし、その方が幸せな人もいる。

でも、ソロでやってる江藤さんってあんまり想像出来ないな~。いつかはWEの活動のおまけでやっていったらいいなとは思います。大人(30代より上)江藤さん萌え。(^^)

この漫画を読んで、「ニューヨークの少年」初めて聴きました。想像してた歌と違った!もっと暗い歌だと思ってた。(笑)

WE解散

まさか1巻を読んだ時は、最終巻でこの話題が出ると思いませんでした。あるとしたら、A.A.O.解散危機とか。こっちは思いの外スムーズで(いろいろありましたが)、最終巻近くは出番も少なくちょっと寂しい。

今年はSMAP解散で大騒ぎになりましたが、アイドルの止め時って難しいですよね。ずっといてほしいけど、アイドルで居続けることでの大変さはあるでしょうし・・・。

前田さんが解散させないって言っても、瑞希が解散したい気持ちを持ったままじゃ同じこと。人の気持ちを徹底的に優先して考える、江藤さんのこういう所好きです。

WE2人揃って入院

微笑ましい(*´ω`*)1話分ぐらい、2人揃っての入院エピソード読んでみたかったです。笑顔で「退院決まったから」って言う江藤さんが可愛い。

WE解散騒動後

江藤さんがはじめちゃんに対して優しいですね。( ^ω^)って思ってた所で、いきなり瑞希さんがはじめちゃんにプロポーズしたよ!せっかくいい雰囲気だったのに。

乃亜先輩のこと

昔読んだ時は乃亜先輩の、存在自体邪魔だと思ってました。なんではじめちゃんと近い存在の人を瑞希さんとくっつけるの?って違和感が大きすぎて。はじめちゃん至上主義のように思えました。

瑞希さんは面食いなんだし、モデルとか女優とか今まで失敗してきたルートでいずれ上手くいけばいいじゃんって。

でも今回読み返してみて、乃亜先輩はいてよかったとはじめて思えました。乃亜先輩の言ってることは面白いし、共感できる所もありました。自分を冷静に見てる、もう一人の自分がいる話とか。

ダンボも実はあなたにとってのカラスの羽なのよね

って瑞希さんを励ましたエピソードはすごくわかりやすかった。乃亜先輩はいてよかった。

でも、『瑞希さんとはじめちゃんが婚約したこと』は本当嫌だった。何でそうなるのー!?って。乃亜先輩がひどい死に方をしたことも若干嫌でしたが、そのことははじめちゃんが嫉妬心から「帰ってこなければいい」って思ったことを後悔することになったので、まだエピソードとしての必要性がわかりました。重すぎるけど。

(『絶望的に孤独だった』と言ってた乃亜先輩には幸せになって欲しかった・・・)

このエピソードよくよく考えると、大切な人を失って自分を見失った似た者同士の2人がくっついて(はじめ・瑞希)、一人冷静だった江藤さんは自分の考えをしっかり持ってたっていう対比を見せるためのものだったと思えば有りな気もします。

単に私がはじめちゃんや瑞希さんと考え方が違うから、モヤモヤしてるっていうのは十二分にあると思います。乃亜先輩の家でギャーギャー騒いでる所とか、簡単に大学退学するって言っちゃう所とか。五つ子可哀想。(´;ω;`)ウッ…

江藤さんに乃亜先輩の家聞かれた時、ただ教えてたらこんなことにならなかったのになー。江藤さんに任せておけばいいのに~。(・へ・)

※ ここで書いてる『嫌』は、作品として無しという意味ではありません。嫌な展開だってあって良いし、何の感情も起きない展開の方が作品として無し。

絶望的に孤独

乃亜先輩の言葉ですが、江藤さんも絶望的に孤独でしたよね。この言葉、辛い。

M2に女の子向けアパレル部門

このはじめちゃんの夢、すごく面白いと思いました。アイドル服を女の子の私服にってなかなか難しそうだし、ファン同士で同じ服かぶる問題もあるだろうけど、実際に見てみたいな。

五つ子も言うようになった

江藤さんでも呼びゃいいじゃん!!

って。(笑)

ファン参加の式

前田さん!それは絶対やっちゃだめな気がする!!

懐かしの樹里絵

すっかり忘れてた!でも居てくれてよかった。樹里絵の存在に救われました。この後もバタバタ騒動を起こしていくんだろうなって。いい意味で。

ラスト4ページ

最後の最後でくっつきましたが、正直これだけじゃ物足りない。(^^;)でもここで、「はじめちゃんが一番!」って言葉を使ってラストがすごく綺麗にまとまったと思いました。

物足りないと書きましたが、それに関してはイラスト集の漫画で補完して下さったので大感謝です。あの5ページがあると無いとじゃ大違い!

アイドルで行こう!はじめちゃんが一番!SPECIAL

ちなみにイラスト集にあった漫画(その後の話)は、番外編の文庫にも収録されています。

江藤さんとはじめちゃんの体格差が良い。(笑)

全15巻

この作品で、渡辺先生の「アイドルとは何か!?」というものを見せてもらった気がします。非常に面白いテーマでした。これをきっかけに、アイドルとは何か?を今一度考えて実際のアイドルを見ると、また違って見えてくるかもしれません。

 

終わりに

びっくりするほど五つ子に触れてない!(ガーン)でもこの5人がいなかったら、この作品の賑やかさや華やかさが全然違いますね。特に最終巻はもっと暗かっただろうし。そもそも、五つ子いないとこの話成り立ちませんが。(^^;)

あと、オデコ出してる江藤さんが好きなのでもっと見たかったー。(´・ω・`)そして何よりも、この作品が15巻も読めたことが嬉しいです。

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